2017/07/14 09:00
こんにちは、CallaのMIKIです。
7月に入り、うだるような暑さが続いていますね。
この度の九州豪雨により被災された皆様にお見舞い申し上げますと共に、お亡くなりになられた方々やご遺族に心よりお悔み申し上げます。
さて、今回のテーマは「ゴールドフィルドとは?」。
ちょっと真面目に金属の性質とそのお手入れ方法についてお話したいと思います。
一般的にアクセサリーショップに流通しているゴールド系の金属は、真鍮(銅と亜鉛の合金)や金メッキ(鉄などの基材となる金属や非金属の表面を別の金属でコーティングしたもの)が主流です。安価ですが、湿気や水分に弱い性質があるので、残念ながら酸化や摩擦により変色していくのは避けられません。多少お手入れによっては長持ちさせることができます。
そこで耐性、変色に優れた素材として注目されているのが「GF = ゴールドフィルド(金張り)」です。
こちらは、金の層を高熱と圧力で素材(真鍮)に圧着したもので、金メッキの100倍の厚い層で作られているものになります。
その圧着する金が14金なら14kgf、18金なら18kgfといいます。
(14kgfの小さな淡水パールとスワロフスキーのネックレス/made by Miki)
金メッキよりは高価になりますが、ゴールドフィルドは長期間していても剥げてくることがほとんどなく、金属アレルギーをおこしにくいのも特徴です。
色も金メッキよりも落ち着いたゴールドで、金メッキとは違いワンランク上の高級感があります。
と、ここまではメリットのみを書き連ねてみましたが、全くお手入れをしていなければ経年によって多少くすんでくることはあります。
お手入れ方法は、ご使用ごとに柔らかい布で表面の汗や汚れを拭き取ってからジップ付きの袋に入れて保管、というのが一番安心安全です。
これはどのアクセサリーにもいえることですね。
ピカピカにしたい!というときは、ゴールド専用のクリーナーを使用していただくと購入時の輝きに戻ります。
(14kgfのコットンパールのシンプルピアス/made by Miki)
実は、私は出産後に金属アレルギーが強く出るようになってしまいました。
その為、自分でアクセサリーを作るようになってからは、14kgfやイヤリングをすることが多くなりました。
Callaを立ち上げるにあたり、長持ちして金属アレルギーの方でも楽しめるようなアクセサリーを作っていけたらと思っていました。少しずつですが、商品を増やしていくつもりです(^^)
MIKI