おはようございます、CallaのMIKIです。
朝が弱い私にとって厳しい季節がまた巡ってきました。
早起きが得意な方が本当に羨ましいと思う今日この頃です。
さて、私は先日長年連れ添ったあるものと永遠のお別れをいたしました。
それは…「親知らず」です。
上の右奥歯になんとなく違和感があったのが今年の３月頃。
３月といえば緊急事態宣言が出た頃でした。
まっ、今は行けないし、別に痛いわけじゃないしね、うんうん、と自分に言い聞かせ、明後日の方向に濁して忘れていました。
でも、だんだん違和感が主張し始めてくるんですね。
いつしか季節は街路樹が色づき始めた11月。
もし虫歯だったりしてだんだん痛くなって、その時にコロナとインフルの感染率がピークになっ……行こう。
すぐに行こう。元気なうちに行こう。気が変わらないうちに行こう。
そんなわけで早速友人に紹介してもらった歯医者さんの門を叩きました。実際には換気しているので空いてましたが。
今はウイルス感染予防として、入り口で手の消毒、診察前にもイソジンかリステリンでうがいをしました。
そしていよいよレントゲンの後に先生から親知らずのことを告げられるのですが、「えっ？親知らずなの？」と
驚きのあまり初対面の先生に友人みたいな口調で話してしまいました(笑)
親知らずって20歳前後に生えてくるものですよね。
すっかり忘れていたけれど、3本は抜歯済みで１本は歯茎に埋もれていたのでそのままでした。
それが20数年の時を経て、少しずつ生えてきたようです。
40歳過ぎてもこんなことってあるんですね。
すっかり忘れていたので、あの時の！？と遠い過去と現在が繋がった驚きの瞬間でした。
まるで壮大なドラマの伏線を回収したかように興奮気味な私に、先生が「抜歯されますか？」と。
しかもこのまま今日でも良いとおっしゃる。
抜歯って、ちょっとコンビニ行ってくる！、みたいな軽い感じなんですかーー！？という心の声を悟られないよう、
「と、とりあえず次回でお願いします」と冷静を装って逃げるように帰ってきました。
そして数日後、無事に抜歯をしていただきました。
40歳を過ぎての抜歯は顎の骨がしっかりしているのでなかなか難儀なようで、途中で休憩を挟みながらの抜歯でした。
そして抜歯した親知らずを見せてもらいました。
幸い虫歯にはなっておらず、ほとんど埋もれていたので綺麗でした。
これまで20年数年もの間、見えないところで苦楽を共にしていたのかと思うと急に愛おしく思えました。
ありがとう、さようなら、最後の親知らず。
スッキリ抜けるついでに厄も持っていっておくれ！、と感謝どころか貪欲な考えが及んだことを謝罪します。。。
