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2021/08/20 09:00

おはようございます。

callaのMihoです。各地で大雨による被害が出ております。これ以上大きな被害がでないことを祈るばかりです。

皆様どうぞ引き続き土砂災害等ご注意ください。


さて、夏休みも残りわずかになりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

今年も昨年同様、夏らしい開放感はあまり感じることが出来にくい状況でしたね。そんな状況ですが、私は今年の夏、今まで気になりつつも、きっかけがなく学ぶ機会を逃していた二つのことを体験しました。


一つは刺し子


刺し子とは日本の伝統的な手法の一つで、保温や補強の為に麻布や木綿布などの布地に木綿糸で部分的にかがったり、繕ったりして補強したものが始まりとされているもの。主に東北地方で伝承された手法です。


最近では手芸店などで刺し子キットが販売されていて、図案が印刷された布に刺し子糸ですぐに縫えるものなどがあります。


刺し子に以前から興味があったものの、何からはじめれば。。と思い過ごしていたところ、夏前にご縁があって、刺し子キットを手にすることになり、刺し子を始めることに。いざ始めていると刺し子は図案に従って、ただひたすら直線でチクチクと縫うだけなので、刺繍のように難しい作業もない点がいいなと感じました。だんだんとひたすら縫うことに集中する状態がとても心地よく感じるようになり、止めることができないほど。 


現代は少しでも空いた時間があれば、TVやネットなどで時間を埋めることが出来ますが、何百年以上も昔は厳しい寒さに耐えながらひと針、ひと針縫いつつ長い時間を過ごしていたのでしょう。そんなことも思いながら刺し子の時間を過ごしました。


私が最初に始めたキットの刺し子は無事完成し、今は娘も刺し子をしてみたいとのことで図案が優しめのもの購入して、一緒にチクチクしています。家庭科で縫い方を学んだお子さんなら、楽しく出来るかと思います。とても集中できますよ。



そして、二つ目は能です。

能というと、あの独特の言い回しが眠りを誘い、さらに言葉が分からず何をしているのか分からない。

というのが私の能に対するイメージ。

けれど、日本人として古くから伝わる芸をもう少し知っておきたいという気持ちがあり、市主催する能楽体験、鑑賞会に娘と参加しました。場所は公民館のような雰囲気でこんな所に能楽堂が?と驚きますが、中に入ると、しっかりと青々とした松の木が描かれた能舞台が。

講座は3日わたり、

能とは何か、

仕舞、囃子の体験、

能鑑賞

と能について学びしながら、鑑賞もできるというとても有難いプログラムです。

お話を伺って、能は西洋劇や歌舞伎のように大掛かりな仕掛けや背景などはなく、鑑賞する側に想像力が求められる劇だということが分かりました。

能はもともと舞台は野外にあったので、周りの環境も舞台の一部でそれも含めて、観る側頭の中でイメージをつくり出して鑑賞していたのでしょう。

そうした舞台を700年以上も前に生み出していたということ、そしてそれが途絶えずにいることに改めて驚きます。

鑑賞会では内容をしっかり理解しつつ観れたのですが、やはり音に眠気を誘われて途中ウトウトした私です。。でも、内容が分かると劇なので見応えがありますよ。


こうして、二つの新しい体験を経験し、また新しい世界を知ることができ好奇心を刺激してくれました。

私は昔から何故かあれこれと手を出して中途半端になるより一つを極めたほうがいいという考えに縛られて、ちょっと興味があっても手を出さずにいる人間でした。

けれど、その考えは誰が正しいと決めた事なんでしょう?学び方や興味の持ち方に正解なとないですよね。

この道を極めようなどと考えずに少しでも自分の興味があることがあれば気軽に経験することは、自分の世界を広げてくれますし、楽しいことですよね。もし、その時に深く知りたいと思えば深く学べばいい。いまはそう思います。


皆様も、何か気になっているものがあれば

ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。

新たな世界を発見できるかもしれません。


Miho